23タモロコ
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在来種
生物分類 | 魚類 |
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目・科・属名 | コイ目コイ科タモロコ属 |
英名 | Field gudgeon |
学名 | Gnathopogon elongatus |
別名・地方名 | モロコ、タバエ、ドロバエ、ヤナギバエ |
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全長 | 約10cm |
食性 | 雑食性 |
分布 | 静岡県以西の本州と四国 |
口の先に丸みがあり、短い口ひげを持つ。同じタモロコ属のホンモロコに比べると、少しずんぐりとした体型をしている。体色は全体的に銀灰色をしているが、背中側は茶色や緑色をしている。体側に1本の黒い縦線が入っている。
雑食性で植物から動物までなんでもよく食べるが、やや肉食の傾向がある。
タモロコは漢字で「田諸子(田諸魚)」と書くとおり、田んぼの脇の水路やため池などに生息している。諸子(諸魚)とは「そこら中にいる諸々の魚」という意味。
繁殖期は4~6月で、この時期のオスには口の先、鼻や目のまわりなどに白いぶつぶつがあらわれる。