25スジシマドジョウ

在来種絶滅危惧Ⅱ類

生物分類 魚類
目・科・属名 コイ目ドジョウ科シマドジョウ属
英名 Japanese striped loach
学名 Cobitis striata striata
別名・地方名 シマドジョウ、タカノハドジョウ、ヤナギドジョウ、スナドジョウ
全長 8~10cm
食性 雑食性
分布 本州、四国、九州の瀬戸内海流入河川および、西日本の一部の日本海流入河川

 日本に昔からいるシマドジョウの一種。ヒゲは3対、体は筒のような形をしている。目の下にトゲがあり、体の後ろ側に立てることができる。
 側面に数本のスジ模様があることから「スジシマドジョウ」と呼ばれるが、個体によってはスジが途切れて点々になっているものもいる。尾ビレには弧を描くように横じま模様があり、根本にある2つの黒い点が、上がはっきりして下がぼんやりしていることが特徴で、同じ場所に住んでいるサンヨウコガタスジシマドジョウ(黒い点が上下ともはっきりしている)と見分けることができる。
 オスの胸ビレの根本には骨質盤(こつしつばん:大人のオスにだけある板状の骨)があり、メスと見分けることができる。オスの胸ビレはとがっており、メスは丸い。また、メスのほうが大きくなる。
 砂や泥のある、流れの緩やかな川底に住み、潜っていることも多い。
 雑食性で、川底にいる水生昆虫ややミジンコなどを食べる。
 産卵期は5~7月頃で、増水時に一時的にできた浅瀬や田植え直後の用水で夜間に産卵する。水位が変動する、植物のある場所で産卵を行うため、ダムによって水位が安定したことや、河川改修により砂底の川が減っていること、普段生息する水域から産卵に適した水域に移動する経路がなくなったことなどから産卵場所がなくなり、絶滅危惧Ⅱ類に指定されている。