19シロヒレタビラ
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在来種絶滅危惧ⅠB類
生物分類 | 魚類 |
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目・科・属名 | コイ目コイ科タナゴ亜科タナゴ属 |
学名 | Acheilognathus tabira tabira |
別名・地方名 | カメンタ、カメンドブナ、ムシブナ |
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全長 | 約10cm |
食性 | 肉食性 |
分布 | 濃尾平野 琵琶湖-淀川水系~岡山平野までの山陽地方 |
肩の部分と体の後ろにある青緑色の模様が特徴。また、1対の非常に短い口ヒゲを持つ。
オスは婚姻色(こんいんしょく:繁殖期に現れる体色。オスのみ婚姻色に変化し、メスにアピールする。)の影響で、年間を通してヒレのフチが白く、名前の由来になっている。
「タビラ」とは、タナゴの古い呼び名のことで、日本に現在、生息する5種類のタビラ(シロヒレタビラ、セボシタビラ、ミナミアカヒレタビラ、キタノアカヒレタビラ、アカヒレタビラ)のうち、シロヒレタビラが最も体高が高い。
雑食性だが、藻類を特に食べる。河川の水深が深い場所を好む。
産卵期は4~9月で、繁殖期のオスは腹ビレと尻ビレの根元が黒く、フチは白くなる。また、背中側は濃い青色になり、腹側は薄いピンク色になる。
河川や水路改修による生息場所や産卵に必要な二枚貝の減少、外来種による食害、過度な捕獲などにより、数を減らしており、環境省のレッドリストの絶滅危惧ⅠB類に指定されている。